人柄がよく、熱心な指導者は、全力で門下生の応援をしようとします。

これを聞けば当然のことであり、
問題にすることなんてあり得ない、むしろ歓迎されること。

だと思うのは気をつけた方がいいと思います。

たしかに熱心に指導することは素晴らしいこと。

それで上達すれば感謝されることは間違いないと思われます。

が、あまり能力の高くない人に色んな手段を講じて頑張らせようすると、プレッシャーを与えることになります。

プレッシャーが勇気となって結果が伴えば良いですが、
期待に応えらない場合は苦しくてしょうがない状態を作り出してしまいます。

組演武・団体演武をする際も一人の拳士が調子が悪くても、頑張りをしっかりを評価する。

何度ミスしても責められず他のみんながカバーしてくれて、面倒見がいい。

そんな状況でも、自分は迷惑をかけてしまっているのではと、プレッシャーを与えしまいかねません。

責任感の強い指導者ほど「育てよう・育てよう」としてしまいます。

私が見てきた中での良いと思う指導者の多くは、「まぁ勝手に上手くなるだそう」と、門下生の成長を過度に期待しません。

もちろんいつでも助け船を出しますが、最終的に「育つ」のは本人であることを分かっています。

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