私は厳しい修練を経て、
技が上手にできた時が一番楽しいと思う。
努力が実った瞬間。
肉体的も精神的にもキツいけど。
やればやるほど上達する手応えを感じた時の嬉しさに勝るものはない。
昨今の拳士の多くは楽しむという言葉をよく使う。
指導者までもが、
楽しんで、楽しまなければならない。
楽しくないとダメだと言う感じになっているのが、私には到底理解できない。
むしろ指導者の立場にある拳士は、
色々な期待やプレッシャーから脅迫的観念に思ってしまっているのではないか?
そう思えてならないのです。
基本的にそんなに楽しくないとダメかなぁと思います。
教えてて楽しんでもらおうとする必要はないんじゃないですか。
そもそも拳士は、
少林寺拳法に興味があり楽しくてやっているはずでしょうから。
意図的に指導者側から下手に楽しませてあげる必要はない。
楽しむことを否定しているつもりは全くありません。
修練に取り組み方は人それぞれです。
どんな修練でも、
個別に感じることは全然違います。
最終的には楽しいと思えることが、
少林寺拳法を続けていく上で最も重要ですから。
なので厳しい修練も正しいものであり、
素晴らしいことであると私は強く思う。
もし、より良い結果を出したいならば、
最初から「楽しむ、楽しもう」とする考えは捨てた方がいいと思います。
楽しむと言うのは自分本位であり、
修練も自己満足によって取捨選択してしまい。
本来やるべきことが疎かになるからです。

