少林寺拳法の修練に早い者勝ちなんて存在しないと思います。
むしろ続ける(残る)ことが勝ちだと思います。
・大会で最優秀賞を受賞する。
・道院長・支部長になる。
・本部審判委員長になる。
どれも突き詰めれば自分を満足させる目標であって、
早く達成できたからと言って修練は終わりではないと思います。
修練は辿り着けない究極のゴールであると思います。
自分が大切にしているものだから頑張れているはずでしょう。
仮に大会での優勝が達成できたとしても、
技のスピードは目に見えるが、深さが見えない拳士が多くいます。
派手に行った一時的な成果は賞賛されやすいですが、
本当に力になるのは時間をかけて染み込んだ経験だと思います。
修練を続けている拳士は常に調子が良いわけではありません。
当たり前のように迷う時や飽きる時期もあります。
少林寺拳法が好きかどうかを疑う夜もあるでしょう。
それでも完全には修練をやめずに、
色々と形を変えながら関わり続けることが拳士としての様々な深さが得られるものだと思います。
この離れ切らなかった時間が後になって大きな差になります。
途中で立ち止まっても大丈夫、遠回りしても休んでも大丈夫。
それでも修練を完全にやめなかった人だけがある日、点と点がつながる瞬間に立ち会えるはずだと思います。
勝つより残る、抜くより積もる。
修練を続けた人にだけに見える景色が個々にあると強く思います。
かつて自分が大会で優勝することに必死になっていた時期、
指導者として自分の実績を積みたいという時期、
自己満に疲れて約20年休眠、、、
そして今は拳士仲間が増えるために自分ができることをやる。
修練の続け方は拳士それぞれですが、
好きであれば続けた方が他人に価値を与えられるようになると信じて活動しています。

